LUMIX GH1, GF1, G1用Arduinoインターバルタイマーの作り方
微速度撮影用に作った、Arduinoインターバルタイマーの作り方をまとめます。
LUMIX GH1で使えるレリーズにDMW-RS1ってのがあって、このレリーズの対応機種が、
■PANASONIC:
FZ10
FZ15
FZ20
FZ25
FZ28
FZ30
FZ50
LC1
L10
L1
L2
G1
DMC-G1
DMC-GH1
DMC-GF1
■LEICA:
Digilux V-LUX1
DIGILUX 3
と書いてあるんで、おそらくこの一覽にある機種では使えるんではなかろうかと。
Arduinoからこれらのカメラのシャッターが切れるので、センサー系と組み合わる応用も面白いんじゃないかと。
回路図はこんな感じ。
この回路図は、@_kzr氏に教えてもらった、fritzingで作成。
シャッター部分の回路は、トグサ秋月氏の作。
使っているパーツは、抵抗が36kΩ、2.0kΩ、2.7kΩ、100Ω。
フォトカプラ、TLP621-2。
Arduino nano、電池(6V)、ピンケーブル。
LUMIXと接続するピンケーブルは、黒線が3つ入ったやつ。
アキバだと、千石電商3号店でこのケーブルが売ってるらしいので、ブッタ切って、ブレッドボードに接続するピンをハンダ付けして使うと良いかと。
電池ボックスは、千石電商2号店に売っていた、リチウムイオン電池の基板用の電池ボックス。
ブレッドボードに直差しできて便利。
2本直列で6Vで使用。
この大きさで1本3Vは便利。
これもトグサアイデアなんだけど、ブレッドボードをフラッシュを接続するところにつけられるようにすると、便利。
NIKONのアクセサリーシューカバーBS-1に、ドリルで穴をあけて木ねじで止める。
今回、3mm x 8mmのネジを使ったんだけど、ちょっと小さかったかも。
3mm x 10mmくらいでよいかもしれない。
Arduinoのプログラミングはこんな感じ。
これの元ネタは、トグサ秋月氏がMAKE TOKYO 05用に作ったGPS連動インターバルタイマー。
これはGPSと同期して複数のカメラで完全同時にシャッターが切れるというガジェット(?)だったんだけど、GPSの電波がないとシャッターが切れない仕様だったのと、PSOCを使ったモノだった。
PSOCがやったこと無くて、よく分からなかったのと、気楽にGPS電波無しでサクサク使いたかったので、Arduinoで使えるようにアレンジしたのが、これです。
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コメント
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カッコウイイー! よくこんな機器を自作できますね。
投稿: 脱毛器 | 2010年9月 7日 (火) 20時25分