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2009年11月 2日 (月)

Leica M9という哲学的カメラ

Leica M9

数日前、SamFURUKAWA氏に触らせて頂いたLeica M9。

Leica M9は、恐ろしく哲学的なカメラだと思う。

約75万円もするのに、オートフォーカスすらない。
2万円のデジカメにでもついているオートフォーカスが無いのだ。

そんな調子で、恐ろしく機能が無い。
ピントをいちいちマニュアルであわせて、写真を撮る。

だが価格は恐ろしく高いわけだ。
なんなんだ、それは!という感じ。

資本主義の競争原理から、完全にはみだしたようなブランドデジタルカメラなのだ。

しかし、そのあなたのことを助けてあげますよ。
という機能がまったくないカメラが凄い高級品であるということは、哲学的なことだと思う。

カメラという道具の本当の本質は、それくらい不便な道具でないと理解できないのかもしれない。
その「カメラの本質の追究」という体験、思想こそを究極の価値とカメラ人類の方々が思うからこそ、このカメラは恐ろしい高級品なのではなかろうか。

道具の機能から考えれば、もっとだれでも使える安いカメラのほうが「良いカメラ」と言えると思う。

だが、カメラという道具が本来持っていた不便さ、本質を保持しているからこそ、このカメラは高級品なのだと思う。

僕という人間のパーソナリティーを考えるに
「汎用品の安物を使い倒して、願わくば誰も考えなかったモノを作りたい。それこそが最高にカッコイイことなのだ!」

と思っている人間なので、Leicaという道具は一生手に入れないかもしれない。

だが金という価値を超えて、本当に不便なもので本質を理解したい。
または金額など気にならないほど、財布が重くて仕方がない(笑

という状態になれば入手するかもしれない。

貧乏路線でがんばるのも、哲学的な本質追究に行くのも、どちらもそれはそれで楽しい人生なのではないかなと思う。

ちょっと今の僕には、このカメラは思想的に経済的にも年齢的にも荷が重いカメラだなという気がします。

しかし、存在自体が哲学的で面白いですね。
意識し出したら、きっといつか欲しくなってしまいそうな予感(笑

何がわかってるんだという感じですが、そのようなことを愚考しました。

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コメント

こんばんわ。

仕事柄、顕微鏡を使うのですが、上司いわくライカ製は、見やすさや立体感などまったく違うといいます(私には全然わかりませんが)。
光学系がとてもいいんでしょうね(オートフォーカスさせるための装置をつけることが光学系にマイナス作用するのかどうか知らないです)。

ただ、シン石丸さんもGRDのような不便な単焦点レンズを使われてた時点で、汎用的じゃないと思います(笑)
不便さ以上の魅力に気づいてるわけですから、きっと欲しくなると思いますよ。

おー、顕微鏡にもライカってあるんですか!
光学系のやつは一通りあるんですかねー。

ムービー用のPanasonicのカメラとかもレンズはLeicaブランドですし。

たしかに、薄々いつか欲しくなってしまうんじゃないかという予感はあります(笑
せめて20万くらいにして欲しいところですね(笑

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