FL STUDIOのFruity Vocoderでロボットボイスを作ってみる
どうも、ボコーダーというものを使うとロボットボイスが作れるらしい。
ってことは知ってて、FL STUDIOにFruity Vocoderというプラグインがあるのは知ってるわけですが、どうやったらできるかさっぱりわからない。
そこで、調べて作ってみました。
ボコーダーというものの原理は、2つの音を合成するもので、片方にキャリアといわれる元の音、もう片方にモジュレータと呼ばれる影響を与える音を入力します。
korgの松前公高さんの説明によると、ロボットボイスを作る場合、モジュレータのほうに人の声を入れるとのこと。
http://www.korg.co.jp/Support/Seminar/MS2000/10/
で、Fruity Vocoderのヘルプによると、 左チャンネルがモジュレータ、右チャンネルがキャリアとなっているのがわかります。
http://www.fruityloops.com/help/html/plugins/Fruity%20Vocoder.htm
なんで、電脳空間カウボーイズ冒頭の私の声のところをきりとって、左チャンネルへ。
右チャンネルには、適当なPAD音を入れて、Fruity Vocoderに入れてみます。
ミキサーの2チャンネルに私の声が送られ、1チャンネルのVocoderへ。
2チャンネルは、モジュレータへ送るため、パンが左にふってあります。
ミキサーの3チャンネルのpadの音も、1チャンネルのVocoderへ。
1チャンネルのキャリアへ送るため、パンは右にふってあります。
で、VocoderからMasterへ。
できたロボット風ボイスは、こんな感じです。
FLはなにかとサンプルプロジェクトが見つからないので、プロジェクトファイルも置いときます(FL STUDIO 6用)。
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